大阪の存在、強さを際立たせる大きなチャンスだ

第263回 2018年12月18日 

関西経済同友会代表幹事・コクヨ代表取締役会長
黒田 章裕くろだ あきひろ

これからの大阪・関西~万博・IRを契機とした都市ブランド形成に向けて~

 関西プレスクラブの定例会が大阪市内で12月18日に開かれ、関西経済同友会の黒田章裕代表幹事(コクヨ代表取締役会長、69)が講演した。黒田氏は、世界的な都市間競争では大阪の位置はまだまだ低いと指摘。その上で、「大阪は万博、MICE・IR、ワールドマスターズゲームといった大きなプロジェクトが目白押しだ。万博を打ち上げ花火に終わらせず、これを踏み台にして、大阪の存在、強さを際立たせる大きなチャンスだ」と強調した。
 また、イスラエルやドイツなどを訪問した経験から、関西には高いレベルの知の集積があるが、産官学の連携では後れを取っており、より一層強化する必要があると分析。大阪市街を南北に縦貫する御堂筋を作ったことが、大阪の発展に寄与した歴史を紹介し、「今の時代に、御堂筋に代わる物は産官学の連携と若い人だ。そのチャンスに恵まれたのが大阪だ」と結んだ。(藤田 敏伸)