インドネシアのバンドン工科大学と大阪大学は新型コロナウイルスワクチンの共同研究・開発について提携、3月4日に調印式と関西プレスクラブ主催の記者会見を全面オンラインで行った。
調印式には、バンドン工科大の研究・イノベーション担当副学長のイー・グデ・ウェンテン教授と大阪大学微生物病研究所所長の岡田雅人教授が、それぞれバンドンと大阪のキャンパスからリモートで出席し、提携文書に署名した。在大阪インドネシア総領事館のディアナ・エミラ・サリー・スティクノ総領事らがオンラインで立ち会った。
両大学は留学生を相互に受け入れるなど交流がある。インドネシア政府は国産ワクチンの開発を目指しており、提携によって新型コロナウイルスワクチンの製造や効果の評価についての技術を大阪大がバンドン工科大に提供する。