令和8年大阪新年互礼会 「挑戦の大阪」へ再始動
大阪府市と在阪の経済三団体が共催する新年恒例の「大阪新年互礼会」が1月5日、大阪市中央区のホテルニューオータニ大阪で開催された。舞台には、大阪府の吉村洋文知事、大阪府議会の金城克典議長、大阪市の横山英幸市長、大阪市議会の杉村幸太郎議長、大阪商工会議所の鳥井信吾会頭、関西経済連合会の松本正義会長、関西経済同友会の永井靖二代表幹事と三笠裕司代表幹事の計8人が登壇。自治体、企業、各種団体、外国公館などから約2500人が参加した。
主催者を代表して吉村知事が挨拶に立ち、2025年大阪・関西万博が総来場者2900万人、300億円超の黒字という大きな成果を上げたことを報告。子供たちが多様な技術や文化に触れた経験を「大きな財産」と述べ、万博で生まれた技術や価値観、人のつながりを2026年に具体化していく重要性を強調した。また、「大阪が元気になれば日本が元気になる」と語り、東京と大阪の二大エンジンで日本を牽引する構想を提示。さらに「失敗を恐れない挑戦」を大阪の気質として称え、副首都実現に向けて今年を“勝負の年”と位置づけた。
続いて登壇者が新年の抱負を述べた。金城府議会議長は万博に64回足を運んだ経験を紹介し、子供たちの笑顔に開催の価値を実感したと語った。横山市長は万博を通じて大阪を国内外に発信できたと述べ、国際都市を目指す意欲を示すとともに、杉村市議会議長は万博の成果は数字だけでなく、「人とのつながり」や「再会」といった無形の価値にもあると強調した。
鳥井会頭は来場者の65%が大阪・関西の住民であったことを紹介し、「One Osaka/One Kansai」を世界に示す一年にしたいと述べた。松本会長は万博の誘致活動の経緯を振り返り、永井・三笠両代表幹事は、万博で高まった大阪・関西のブランド力を成長につなげ、AI活用や投資誘致、国際競争力の強化に取り組む決意を示した。
式典の締めくくりには、鳥井会頭の音頭による恒例の「大阪締め」が行われ、「大阪の未来のために」という掛け声のもと、参加者が結束を確認した。