1位「ロシアがウクライナ侵攻」 関西トップ「奈良で安倍元首相銃撃」 2022年の10大ニュース

 関西プレスクラブは12月19日、「2022年の10大ニュース」を発表した=写真は記者会見する宮内禎一関西プレスクラブ企画委員長(左)と田中伸明事務局長=。1位「ロシアがウクライナ侵攻」、2位「安倍元首相 銃撃され死亡 9月に国葬」、3位「旧統一教会 政治問題化」などとなった。加盟する新聞社、テレビ局、通信社などの編集、報道部門の幹部、記者、報道機関OBの個人会員ら計81人を対象にニュース項目とその順位をきき、回答のあった49人の投票結果を集計した。また同時に募集した、「関西のトップニュース」には、「奈良県で安倍元首相 銃撃され死亡」が選ばれた。
 1位を「ウクライナ侵攻」とする回答が26人、「元首相銃撃」とする回答が21人と拮抗。僅差で「ウクライナ侵攻」が1位となったが、「旧統一教会 政治問題化」が3位に入り、元首相銃撃とこれに端を発した様々なニュースが今年の事実上のトップといえる。4位は「32年ぶりの円安 物価高」。日銀が12月20日に決めた「異次元緩和の転換」は回答締め切り(12月14日)後だった。「サッカーワールドカップ 日本代表がドイツ、スペインを撃破」は9位に入った。
 ランク外では、12位「韓国ソウル梨泰院で雑踏事故」(49㌽)、14位「村上三冠王、佐々木朗希完全試合などプロ野球活況」(45㌽)、15位「民法改正 成人年齢18歳に引き下げ」(41㌽)などが40ポイント台だった。
 「関西のトップニュース」は29人が「奈良県で安倍元首相 銃撃され死亡」と回答した。2番目に多かったのは、いずれも回答者7人の「オリックス26年ぶりに日本一」と「王将社長射殺事件で暴力団幹部逮捕」だった。
2022年の10大ニュース・表