プレスクラブは5月31日(土)、関西の各テレビ局などが制作した選りすぐりのドキュメンタリー番組を一挙に上映する「ドキュメンタリー映像祭」を、大阪工業大学梅田キャンパス「常翔ホール」(大阪市北区茶屋町1の45)で開催しました。
初回は関西プレスクラブの設立30周年記念行事として昨年5月に開催し、第2回となる今回はテレビ各社・局に加えて、朝日新聞社が映像作品を出展しました。
出展するのは上映順に、サンテレビ、テレビ大阪、朝日放送テレビ、朝日新聞社、讀賣テレビ放送、NHK大阪放送局、毎日放送、関西テレビ放送です。
各番組は「阪神・淡路大震災30年」「戦後80年」という節目の年にふさわしく、大震災の記憶の継承や被爆者・核被害者、貧困問題、表現の自由の危機など重いテーマに向き合った各社の代表作です。その多くがギャラクシー賞、坂田記念ジャーナリズム賞などを受賞しています(番組タイトルと上映スケジュールなどを冒頭の画像に掲載)。
今回は番組の上映を午前、午後、夕方の3部にわけ、各部が終わるごとに番組を制作したディレクターによるトークセッションを行い、作品の意図などを深掘りし、会場のみなさまと意見を交わしました。各番組のタイトル、上映スケジュールなどは、別紙のチラシをご参照の上、下記に、その模様の動画をアップいたしましたので、ご覧ください。
なお、映像祭は関西プレスクラブ会員だけでなく、一般のみなさまにも開放します。入場無料で事前のお申し込みも不要です。
※お問い合わせ等は、関西プレスクラブ事務局(電話06-6201-5580、FAX06-6201-5670、E-mail:kanpre@jkpc.jp)まで、お願いします。
上映時間は下記のリンク先をご覧ください。
トークセッション ◆ 午前の部 ◆
①しあわせ運ぶ神戸の歌~未来へつなぐ震災の記憶~(サンテレビ)
②6年3組の阪神大震災~30年「記憶の溝」(テレビ大阪)
③行き場のない障害者~入所施設 定員削除の陰で~(朝日放送テレビ)
トークセッション ◆ 午後の部 ◆
①ラストチャンスーオスロへ紡いだ80年の想いー(朝日新聞)
②釜ヶ崎の肖像 明日への3000枚(読売テレビ)
トークセッション ◆ 夕方の部 ◆
①封じられた”第四の被爆”ーなぜ夫は死んだのかー(NHK大阪)
②政治家が最も恐れる男(毎日放送)
③さまよう信念 情報源は見殺しにされた(関西テレビ)