関西文化学術研究都市(けいはんな)を訪問先としたプレスツアーを2月13日に行った。
150を超える官民の研究機関、文化施設が立ち並ぶ「けいはんな」で、今回見学した施設は、国立国会図書館関西館と情報通信研究機構 NICT ユニバーサルコミュニケーション研究所で、定員いっぱいの39人が参加した。
同図書館は昨年10月に開館20周年を迎え、完成したばかりの500万冊を収蔵する書庫棟などを見学。
ユニバーサルコミュニケーション研究所では、AI(人工知能)での多言語通訳システムの実演や、「今後は重要な国際会議の場などでも、まったく違和感なく複雑な交渉ができる高度な同時翻訳システムの開発を目指す」との技術者の説明を、参加者は興味深く見聞した。