写真:滋慶学園グループ提供
写真:滋慶学園グループ提供
滋慶学園COMグループによる社会貢献ミュージカル「明日への扉」が9月11日と12日の2日間、大阪市北区のザ・シンフォニーホールで計3公演上演された。
「明日への扉」は、ミュージカルの主役を争うオーディションの場面から始まる。最終選考には主人公のゆかりや遥ら4人が残るが、遥が突然倒れる。病名は白血病。遥を救うには骨髄移植が必要だと分かり、仲間たちは「自分たちに何ができるのか」と葛藤する。ゆかりは悩みながらもドナー登録を決意するが…。ミュージカルスターを目指す若者たちが、遙の病気をきっかけに、生きることの素晴らしさに気づき成長していく物語である。
本公演は、キャスト、舞台進行、音響、照明、プロジェクションマッピング、ヘアメイク、COM エレクトリックオーケストラバンド、クワイヤーなどを含め、大阪スクールオブミュージック専門学校、大阪ダンス・俳優&舞台芸術専門学校、大阪スクールオブミュージック高等専修学校、神戸・甲陽音楽&ダンス専門学校、神戸・甲陽ダンス&アート高等専修学校の総勢620名の学生が制作・出演した。
「明日への扉」は、白血病患者を救う骨髄バンクの窮状を知った学生たちが「自分たちにできることはないか」と考え、骨髄移植推進キャンペーンの一環として、平成6年(1994年)に初演。今年で33年目を迎えた。
このミュージカルは、一般財団法人・夏目雅子ひまわり基金も後援している。同基金は、昭和60年(1985年)9月11日に急性骨髄性白血病のため33歳で亡くなった女優、夏目雅子さんの思いを継ぎ、白血病患者支援や骨髄移植の普及を目的として設立された。今回の公演では、夏目雅子さんの兄で、同基金理事長を務める小達一雄氏が舞台あいさつに立ち、学生たちの取り組みにエールを送った。