2020年の10大ニュース 1位は「新型コロナウイルス禍、社会・経済に甚大な影響」 関西のトップニュースは「大阪都構想、再び否決」

 関西プレスクラブは12月11日、国内外の重要ニュースをランキングした「関西プレスクラブが選ぶ2020年の10大ニュース」を発表した。
 1位「新型コロナウイルス禍、社会・経済に甚大な影響」、2位「安倍首相辞任、菅内閣発足」、3位「アメリカ大統領選、トランプ氏『敗北』」など。詳細は表の通り。関西のトップニュースには「大阪都構想。再び否決」が選ばれた。


2020年の10大ニュース表

 プレスクラブに加盟する新聞社、テレビ局、通信社など30社の編集、報道部門の幹部、報道機関OBの個人会員ら82人を対象にニュース項目を募集、47人からの回答をポイント制で集計した。
 1位の「新型コロナウイルス禍」は、「初の緊急事態宣言」、「GDP成長率、戦後最悪」、「新型コロナ感染で著名人死去」、「小中高に一斉休校要請」、「在宅勤務など働き方・生活が変化」など社会・経済への影響を個別に挙げた回答も含めて集計した。こうした新型コロナ関連を1位とした回答は、全回答者47人中、46人を占めた。
 4位「東京五輪1年延期」は、新型コロナ関連だが、歴史的出来事として単独のニュース項目とした。
 「関西のトップニュース」に「大阪都構想、再び否決」を挙げた回答は37人。2番目に多かったのは「新型コロナウイルス禍」の4人だった