「2025年」の先の30年、40年に何を目指すかが大切だ

第266回 2019年6月7日


関西経済同友会代表幹事・りそな銀行副会長
池田 博之いけだ ひろゆき
「大阪・関西のイベントがこれからの時代を変える」

 関西経済同友会代表幹事で、りそな銀行副会長の池田博之氏が7日、関西プレスクラブの定例昼食会で「大阪・関西のイベントがこれからの時代を変える」と題して講演した。
 2019年から25年にかけて関西ではG20やワールドマスターズゲームズ、大阪・関西万博などの重要イベントが相次ぐと指摘。カジノやホテル、国際会議場などを備えた複合施設(IR)については「2024年に開業すれば、大阪・関西万博との相乗効果が期待できる」と早期開業を求めた。
 訪日外国人観光客の動向については「関東と関西を回るゴールデンルートは衰退し、京都、奈良、大阪を回る関西周遊型が増えている」と分析。関西活性化に向けて「2025年までに何をやるか。その先の30年、40年に何を目指すかが大切」と訴えた。
 今後の景気の見通しには「米中貿易摩擦もあり明るいとは言えない。景気の指標とされるスーパーの売上高が昨年から対前年比でずっと100%を切っており、心配している」と言及。「それでも明るい話題満載の関西で経済を盛り上げていきたい」と意気込みを示した。(志方一雄)