EU離脱に関し、英国臨時代理大使が会見

英国が国民投票で欧州連合(EU)離脱を決めたことを受け、ジュリア・ロングボトム駐日臨時代理大使(当時)が711日、関西プレスクラブ(大阪市中央区)で記者会見を行った。関心が高いテーマであることから、新聞、テレビ、通信社計9社の取材記者が出席した。
 ロングボトム臨時代理大使は「関西の企業は英国経済にとって非常に重要。日本企業の声がEU離脱交渉に反映されるよう働きかけたい」と述べるとともに、「今後、少なくとも2年間はEUとの関係に変化はない。(英国からの撤退など)時期尚早な判断は避けてほしい」と、企業などに対し動揺しないよう呼びかけた。