GoTo制度「シンプルな設計に」  星野リゾート代表が講演

特別講演会 2021年11月12日
星野リゾート代表 星野 佳路ほしの よしはる
「観光立国・日本の展望」


講演の模様をYoutubeにアップしました。

 星野リゾート(長野県軽井沢町)代表の星野佳路氏は12日、大阪市内の関西プレスクラブの会合で講演し、新型コロナウイルス対策の観光支援事業「Go To トラベル」の再開について「シンプルな設計にするべきだ」と述べた。
 支援事業は感染が拡大した昨年12月に停止し、来年2月ごろの再開に向けて政府が検討を進めている。星野氏は、再開時に補助率や期間を細かく見直すとインターネットの予約サイトなどに「(旅行商品が)載らない可能性がある」と指摘。事業者や利用者に混乱を招くことに懸念を示した。
 観光政策としては、日本人の旅行が年末年始やお盆といった大型連休に偏っており、観光施設の繁忙期もそこに集中している実態を課題に挙げた。地域別に分散して連休取得を促すなど「旅行需要を平準化することが大事だ」と訴えた。
 地方の観光産業の生産性向上には、民泊など「シェアリングエコノミー(共有型経済)」の活用が有効で、そのための規制緩和が必要との見方も示した。(大西 大介)