関西プレスクラブは5月21日、大阪市内のホテルで第51回理事会を開き、新理事長に扇谷英典(おうぎたに・ひでのり)・産経新聞社取締役大阪代表を選任した。理事長の藤井龍也(ふじい・たつや)・朝日新聞社常務取締役大阪本社代表が5月末で任期満了となることに伴うもの。
また、島田智(しまだ・さとし)・毎日新聞社大阪本社編集局長を、内野広信(うちの・ひろのぶ)・産経新聞社執行役員大阪代表補佐の後任の副理事長に選任、副理事長の小倉啓志(おぐら・けいじ)・日本放送協会大阪放送局副局長を再任した。
扇谷・新理事長、島田・新副理事長、小倉副理事長の任期は、いずれも2020年6月1日から2022年5月末までの2年間。
理事会に続いて開かれた2020年度総会で、扇谷・新理事長は「関西プレスクラブの目的である関西からの情報発信に努めていきたい。大変な時期だが、みなさまの支援・協力を切にお願する」と挨拶した。
また、藤井・前理事長は、夏の甲子園100回大会、令和への改元、関西プレスクラブ設立25周年、G20サミット、2025万博誘致決定など、歴史の節目だった任期を振り返るとともに、「コロナに打ち勝って、プレスクラブからしっかりとした情報を発信し、新しい時代をつくり上げる機運を高めてほしい」と述べた。
扇谷 英典(おうぎたに・ひでのり)氏
1960年7月生まれ大阪府出身。86年和歌山大学経済学部卒、87年産経新聞社入社。大阪販売局次長兼販売第一部長、執行役員大阪販売局長、執行役員東京販売局長兼日本工業新聞社販売統括、産経新聞社取締役販売担当などを経て2019年6月から現職。
島田 智(しまだ・さとし)氏
1963年1月生まれ大阪府出身。86年東北大学文学部卒、毎日新聞社入社。東京本社整理本部、大阪本社整理部、福井支局、大阪本社地方部副部長、同編集局次長兼編集制作センター室長、東京本社編集編成局次長などを経て2019年4月から現職。