関西プレスクラブは1月24日、18年ぶりのリーグ優勝、38年ぶりの日本一に輝いたプロ野球・阪神タイガースの岡田彰(あき)布(のぶ)監督をゲストに迎えた新年会員交流会を、ホテルロイヤルクラシック大阪(大阪市中央区)で開催した。
交流会の第一部は、岡田監督と朝日放送テレビの塚本麻里(まり)衣(え)アナウンサーの対談。岡田監督は「タイガースは連覇がない。今年はそこ一点で行く」と、リーグ連覇を目指すと断言した。また、「今年は簡単なシーズンにはならないと思うが、連勝や連敗に一喜一憂せず、最終的に他の5球団の上にいるのがベスト」と述べた。
対談では、試合中に口にするパインアメについて「あれも考えてなめている。試合後半はなめない。アメなめながら選手交代を審判に言うのは失礼でしょ。僕は常識人やから」と説明、会場は笑いに包まれた。
第二部の懇親会には、関西プレスクラブ会員やこれまでの定例会、講演会のゲスト、講師ら計約150人が参加、将棋の谷川浩司・永世名人も出席した。
岡田監督の周りには、ひとこと言葉を交わそうという参加者の列が途切れなかったが、同監督は一緒に写真におさまったり、参加者が着込んできたタイガースの応援法被にサインしたりするなど、労を惜しむことなく対応した。