大阪・関西万博会場へのプレスツアーに54人が参加

関西プレスクラブは、2025年4月の開幕に向け建設中の2025年大阪・関西万博会場へのプレスツアーを3月11日に行い、会員ら54人が参加した。
当日は大阪府咲州(さきしま)庁舎に集合、アジア太平洋トレードセンターで万博協会の担当者から会場の概要の説明を受けた後、バスで万博会場(夢洲(ゆめしま))まで移動。完成すれば世界最大級の木造建築物になる大屋根(リング)に登って会場全体を展望し、ゼネコンの担当者から詳細の説明を聞いた。
ツアーには、定員の2倍近くから申し込みがあり、各会員には参加人数の調整をお願いした。万博協会側は副事務総長2人をアテンドにつけるなど、万博に対し様々な論議がある中で報道機関の理解を深めたい姿勢がにじみ出ていた。
万博の華といわれる各国のパビリオンなどが姿を現した時に再度、プレスツアーを行うことなどを今後、万博協会と調整して進めることを検討する。

高さ20㍍、寺院の大伽藍のような2025年大阪・関西万博の大屋根(リング)を直下から見学するプレスツアー参加者ら