プレスツアー・大阪公立大学森之宮キャンパス 2026年3月17日開催

大阪公立大学森ノ宮キャンパス。OMUはOsaka Metropolitan University

 

大阪公立大学・森之宮キャンパスでプレスツアー、未来志向の「知の森」へ

関西プレスクラブは3月17日、昨年(2025年)9月に開設した大阪公立大学・森之宮キャンパスのプレスツアーを実施し、龍沢正之副理事長をはじめ企画委員ら11人が参加した。

3階のフューチャールームでは、公立大学法人大阪の副理事長でもある櫻木弘之学長が「森之宮キャンパスで、未来に向けて取り組むべきことを着実に進めていきたい」とあいさつ。続いて、森岡数典・本部事務機構企画部長が大学の戦略やキャンパスの特徴について説明した。

大阪公立大学は2022年4月、大阪府立大学と大阪市立大学の統合により誕生した、約1万6千人の学生が在籍する日本最大の公立総合大学である。中百舌鳥、杉本、阿倍野、りんくうなど5キャンパスを有し、森之宮キャンパスには学生と教職員を合わせて約6000人が集う。

外観の特徴は、木漏れ日のような光を生み出すコモレビスクリーン(細長い板状の部材)と、地上から建物内部へ伸びる「樹形柱」。高さ約60メートルの最上階(13階)にある展望テラスからは、大阪城を正面に望むことができる。

キャンパスは未来を切り拓く「知の森」をコンセプトに、世界大学ランキング500位以内を目指して都市シンクタンク機能や技術インキュベーション機能を強化。都市課題の解決と新産業の創出に取り組んでいる。地元・城東区役所との包括連携のもと、まちづくりの拠点としての整備も進む。館内には4Kプロジェクターや集音マイクを備えたフューチャールームや文楽の講演も可能な舞台を備えた約400人収容の大講堂、市民も利用できるスカイラウンジ※など多様な学習・交流空間が整い、生協のデジタル化など学生サービスも先進的だ。※スカイラウンジの利用には大阪公立大学の図書館利用登録(有料)が必要

最寄り駅は大阪メトロ森ノ宮駅となり回遊性に一部課題があるが、周辺では大阪メトロと連携した新駅・駅ビル開発や歩行者ネットワーク整備が進行中で、大阪府・大阪市とともに大阪城東部地区の回遊性向上に積極的に関与している。今後はAI研究・教育機能の集約、産学官民共創拠点の形成、2029年秋入学の先行導入など、大学の成長戦略と都市開発が一体となった取り組みが進む予定である。さらに、アジアラウンドテーブルなど国際イベントの開催を通じ、都市課題解決のハブとしての役割強化も図っていく。

地上から建物内部に伸びる「樹形柱」

3階フューチャールームで壁全面に使った映像が映し出された

最上階の展望テラスから大阪城が望める