「美術とは自然と人間のかかわりあいの仕方だ」



講演会の模様をYoutubeにアップしました。

第287回 2022年7月29日
瀬戸内国際芸術祭総合ディレクター
アートディレクター
北川きたがわ フラム
「瀬戸内国際芸術祭はなぜ希望のプロジェクトなのか
〜コロナパンデミック・ウクライナ侵攻の時代に〜」


関西プレスクラブは7月29日、瀬戸内国際芸術祭で総合ディレクターを務める北川フラム氏をゲストに招き定例会を開いた。
 「セトゲイ」と呼ばれる同芸術祭は瀬戸内海に浮かぶ香川県や岡山県の島や港が舞台となる現代アートの祭典。2010年にスタートし、3年に1度開催され、開会中の今年で5回目となる。近年、「芸術文化による地方創生」が注目される中、セトゲイは内外で大きな人気を呼んでいる。北川氏はその理由としてアートの新しい動きを挙げつつ「今までの美術は『動産』としての価値でやってきたが、美術は場所に深くかかわった『不動産』にならざるを得なくなっている」と指摘した。
 講演では自然とアートのつながりを感じさせる作品の数々を写真で紹介。新型コロナウイルス禍やロシアによるウクライナ侵攻など激動の世界情勢に触れつつ、「芸術は当然、無縁ではありえず、だからこそ固有の文化や暮らしがある地域にしっかり足をつけながら世界の多様さとともに生きていく。それがセトゲイの精神」と述べた。

「瀬戸内国際芸術祭2022 」ホームページはこちらからご覧ください。
https://setouchi-artfest.jp/